こんにちは。
右京の魅力発信事業編集部です。
本日は、右京区でおもしろい取り組みをされている方をアメノミトリさんが紹介してくれます。
右京区で育ち、
そして右京区に住む人々のために
活動している人たちがいます。
「NPO法人 ともつく」
代表の河本さんは右京区で育ち、
嵐山小学校、嵯峨中学校に通われていました。
普段は福祉法人で活躍されています。
そんな河本さんは
「NPO法人 ともつく 理事長」です。
ともつくとはどのような活動をされているのでしょうか?
ーーともつくとは?
健康な人、障害を持たれている人、高齢者など
すべての人達がいきいきと共生していくことを支援しています。
・地域の居場所づくり
月2回開かれる「ともつく カフェ」は誰にでも開かれた
小学生から90歳代の人が集まる多世代交流の場所です。
毎回、右京区に住む高齢者の方が20人以上訪れ、
憩いの場としてにぎやかな雰囲気に包まれています。
月1回は「おもちゃ病院」が併設され、
京都市中から大事なおもちゃを持ってくるお子様もいらっしゃいます。
詳細ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日時:月2回(第1・3日曜日)の10:00~14:00
場所:右京区嵯峨観空寺岡崎町15ー8 クリエイティブハウスF邸
昼食・ドリンクを希望される方は料金:500円
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ぜひ、お気軽にお越しください。
ーーともつく カフェの出発点は?
コロナ前の2019年。
自身が所属する福祉法人での活動も
自由に行うことが難しく、
自由にできる場として法人を立ち上げようと
考えている時期に現在、ともつくカフェを行っている家を
使ってほしいとお願いされました。
最初はゆるいカフェという考えを持ちながらも、
「10:00〜14:00までカフェ開いてるので
集まってくださいという感じ」で呼びかけ、
地域の人の団欒の場としてスタートしました。
その後、集まった人それぞれが昼食を持ち込んでいる状況から
昼食を作って食べようという流れになり、
集まってくるみなさんに楽しんでもらう体験の1つとして
河本さんの知り合い(芸大の先生たち)にワークショップを
お願いしていきました。
それが今のともつくカフェに繋がっています。
ーー印象に残った経験は?
ワークショップをする中で、参加するみなさんの
思い出が話題になることがあります。
ひとりひとり違った人生を歩んでいるので
面白い話から、少し涙腺に来る内容まで
色々なお話を聞けるときが印象に残っています。
ーー嵐山について
観光地として昔からかなり雰囲気が変わりました。
河本さんが小学生の頃は歴史のある閑散とした観光地
という印象だったようです。
夏は渡月橋の下を流れている川で泳いで遊んでいたこともありました。
また、タレントショップができていた時期で
芸能人のカレー屋、つけ麺屋などが流行していました。
休日はそういった店に行って、食べたりしていたそうです。
ーー就労的な活動とは?
ともつくの話に戻り、
河本さんは「就労的な活動」を大きなテーマとして
日々、活動されています。
就労とは、「誰かのために役割を持って何かをすること」です。
高齢の方や認知症の方がケアを受けるだけでなく
「いきいきと生活していけるようにしたい」と考え
自身の所属している施設やともつくでも
就労的な活動を始めました。
・社会的なつながりが生まれること
・参加する意欲から生きる意欲が生まれること
2つがこの活動のメリットであり、
加えて活動からお金をもらうことが大事だと考えています。
(就労的な活動の定義は今議論がおこなっている部分ですが)
例えば対価をもらった人が自分の家族や友達のために
何か買い物をしたり、プレゼントをすることでより大きな
喜びにつながることがあります。
これがつながりを強くして、活動を続けていくことで
いきいきとした生活につながります。
また就労的な活動は企業のニーズとのマッチングが見込めます。
企業も人不足などで困っている状況にあり、
そういった企業から仕事を依頼されることで、
人不足の課題の解決につながり、
仕事に参加する高齢者、認知症の方にとっても良いことが起こります。
仕事に参加する人だけでなく企業も、
お互いにとって良いことになることが大切だと思っています。
ーー今後のともつくカフェの予定
10/15:モスペット作り
11月中:ペレット作り
1/8:演劇ワークショップ
※その他
リース作り
絵葉書ワークショップなど
年齢や障害など関係なく、
生活のなかで何らかの ”困りごと” をもつ方
地域のつながりに興味のある方
嵯峨観空寺岡崎町にお越しの際は
ぜひ「ともつく カフェ」にお立ち寄りください。
NPO法人 ともつくのHP
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