落柿舎で、静かな時間を楽しむ

こんにちは。
右京の魅力発信事業編集部です。

本日は、松尾芭蕉ゆかりの地を、右京八景ライターズ<彩菜>さんが紹介します。
敢えて寒い冬の日にうかがうのもいいですね。


年末に時間があったので奥の細道を読んでいました。
大人になって読み返すと色々発見があるものです。
右京区にも松尾芭蕉のゆかりの地があります。
それがこの落柿舎(らくししゃ)
松尾芭蕉の蕉門10哲の内の一番弟子、向井去来が閑居した地で
芭蕉も嵯峨にきた際に多く立ち寄っていたとされる場所です。

入り口を入ると芭蕉も見ていたかもしれない
樹齢300年の柿の木が迎え入れてくれます。

少し中に入ると圧巻の茅葺き屋根を覗くことができ、
台所や小さな窓から差し込む光に照らされた道具たちが鎮座していて、
江戸時代にタイムスリップしたような気分になります。

縁側に腰をかけると
四季折々の草花が咲く庭と句碑、美しい山々を目の前に見ることができ、
目を瞑ると鳥の声だけが澄み切った空気に響いてきます。
俳句を詠んだことがない私でさえもいい句が詠めそうな気がしてきます。。
(いい句ができたら投函する場所もあるそうですよ。)

暖かい冬の日だったのでしばらく縁側でのんびりスマホをいじっていると
松尾芭蕉が座っていた場所でスマホをいじっている自分に突然面白くなってしまい、笑ってしまいました。
芭蕉が見たら何というでしょうか。。

観光地と離れた場所にあり、とても静かな時が流れている場所ですので
是非、冬、春、夏、秋と
落柿舎で四季を愉しんでみてはいかがでしょうか。

彩菜
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落柿舎
京都府京都市右京区嵯峨小倉山緋明神町20
冬期の拝観時間 10:00-16:00
拝観料300円
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この記事を書いた人

右京の魅力発信事業編集部

発信のテーマは「人と人とのつながり」
身近に生活を支えてくれる人がいることを感じるような「右京の魅力」を、8名の区民ライター【右京八景ライターズ】がインスタグラムで世界中に発信します。