こんにちは。
右京の魅力発信事業編集部です。
今回は蘭世さんの和菓子作りと友禅染めの体験レポートです。
蘭世です。皆さんは、日頃食べたり、使ったりしているものがどのようにできているか気になったことはありませんか？今回は大人気のまとめ記事。和菓子作りと友禅染めの体験をしてきました。
☆有職菓子御調進所 老松 嵐山店☆
先ずは、和菓子作り体験その1。お邪魔したのは、「老松 嵐山店」さんです。近頃は「嵐山は観光客でごった返している」なんて声も聞きますが、平日の午前中でしたので人出もお店もゆったりとした雰囲気が流れていました。お店の方に聞きましたら、やはり平日の午前中は狙い目だそうなので地元の皆さんも是非来てください。
和菓子作りの先生は南條さん。お菓子のように雰囲気の柔らかい男性です。簡単な説明を聞いたら、しっかりと手を洗って和菓子作りへ。
京菓子って季節感を大切にしてますよね。作ったお菓子は、こなしというもので白餡を包んでできた「北野の梅」。初心者の私でもこんなに素敵にできました。ちなみにお菓子の名前って考案した人が付けられることもあるようです。オリジナルのお菓子をオーダーしたら、名付け親になれますよ。
完成したら、しばしお菓子にまつわる話を伺ってお抹茶と出来上がったお菓子をいただきます。「これ、めちゃくちゃ美味しいです」と、私が言うと、「皆さんそうおっしゃっていただけます。ご自身で作るから余計に美味しく感じるのでは？」と南條さん。体験時間も『予約なし20分』とお手軽なので、ご近所の方もお茶する感覚で是非出かけてくださいね。（2024年2月末迄予定）
〒616-8385 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町２０
Tel:075-881-9033
☆八つ橋庵とししゅうやかた☆
続きましてのお教室は「八つ橋庵とししゅうやかた」さんです。
「八つ橋庵とししゅうやかた」さんは、西京極に立地していますので、観光の合間に来られる方が多いのでしょうか。同じ時間帯には埼玉からの中学の修学旅行生のグループが2組、大阪から生協の日帰り旅で来られた女性お2人がおられました。
プログラムは沢山あるのですが、今回は友禅染め体験を選びました。私のように絵心のない人間でも大丈夫なように予め下絵はつけてあります。Tシャツ、ハンカチ、トートバッグ、仮面の中から好きなものを選べますが、私は柄の選択肢が多かったハンカチをチョイスしましたよ。
先生のレクチャーを受けて、製作開始。色付けの見本もあるので安心してください。最初はおっかなびっくりですが、慣れてくるとコツが掴めます。好きな色を置いていく過程も楽しい。
1時間ほどで出来上がったハンカチは満足のいく仕上がりで、その場で持ち帰れます。近くでこんな体験ができるなんて知りませんでした。右京区の皆さんにも是非行っていただきたいです。
私が作った世界で一つの宝尽くしのハンカチ。とってもとっても気に入りました。そうそう、こちらの染料はつくと取れないらしいので、体験に参加される時は汚れても良い服装でお願いします。
〒615-0884京都市右京区西京極郡町8
Tel:075-313-2151
☆甘春堂 嵯峨野店☆
続いて、和菓子作り体験その2。「甘春堂 嵯峨野店」さんに伺いました。こちらは、嵯峨釈迦堂の門前という立地で和菓子作り体験専用のお部屋を用意しておられます。最大40人ほどの生徒さんを教えることもあるようですよ。
先生の梅木さんは、職人歴52年の大ベテラン。何もできない素人を教えていただくのが申し訳ない位なのですが、慣れておられますのでそんな心配は気づいたらどこかへいっていました。
1時間の間に4種類のお菓子を作るものですから、手際が大切です。先生の手元を映すモニターや画用紙に書かれた絵などで、誰もが分かりやすく取り組めるような工夫がされていました。
和菓子は季節感を大切にするので、こちらでレクチャーしていただけるお菓子も季節によって変わります。専用の道具を使わせていただけるので、日頃口にしている和菓子がどのようにできているのか理解が深まりましたよ。
完成後はお抹茶と一緒に出来上がったお菓子をいただく時間があり、先生のお話が聞けます。（かかった時間によります）お菓子は、言うまでもなくめちゃくちゃ美味しかったですよ！今回は京都在住の通訳ガイドさんとご一緒でした。外国人ツアーの下見で来られたそう。右京区民の皆さんも非日常体験をいかがでしょうか？
〒616-8416京都市右京区嵯峨釈迦堂大門町1-1
Tel:075-861-5488
最新情報はお店に確認をお願いします！！
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