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きぬかけの路

北区の金閣寺から右京区の龍安寺を経て右京区御室の仁和寺につながる全長2.5キロの道を、『きぬかけの路』といいます。
宇多天皇が真夏に雪見をするために衣笠山に絹をかけたと伝えられる故事にちなんで命名されました。

前述したように、金閣寺・龍安寺・仁和寺の3つの世界遺産をめぐることのできる観光道路となっています。

嵯峨地域などと北区や上京区の往来の際に、みなさん一度は通ったことがあるのではないでしょうか。起伏が激しいながらも自動車をはじめ自転車、多くの歩行者の方が行き来しており非常に交通量が多く、生活にも欠かせない道路です。

春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪の景色を楽しむことのできる『きぬかけの路』。
沿線の名刹・古社は1日だけでは味わいきれないほど歴史の深いところばかりです。

みなさんもぜひ歩いてみてください。

歩むほどに、絹のように心を包み込んでくれるはずです。

髙木未来翔

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