講演者:西森正晃氏(京都市文化財保護課主任)
<国史跡指定のための本格的な発掘調査を受けて!講演のポイント>
・山城遺構京都府初の国史跡指定に向けた発掘調査が本格化し、その全容が明らかに
・これまで一度も掘り起こされたことなく、土中に埋まったままで400年の時を経てきた「周山城址遺構」に、初めて本格的な発掘調査の手が
・今回の調査では、中腹にある「虎口」の地表から眺めていただけでは想像し得なかっ
た大規模かつ克明な石垣と建物跡の遺構が表出
・今後、継続的に進められる発掘調査で、眼前に明らかになる遺構の姿は、「雲上の城・
竹田城址」にも匹敵するのでは
・特に、本丸(天守台)の独創的な外部形状(E型の天守台)に隠された当時の築城の姿も次の発掘調査で明らかになるという大きな期待
・国史跡指定への風が吹く今、発掘者が見た城址の実態と今後の可能性を生の声で聴く
大変貴重な機会であり、地元関係者はじめ多くの支援者に是非とも受講してほしい
※【登城会】は下城後、昼食予定(軽食持参のこと)