京都先端科学大学附属中学校高等学校が、嵐山駅ビル3階イベントスペースで「平安スイーツ」として「枕草子」に登場する「けずり氷(けずりひ)」を現代版として再現し、販売するイベントを開催します。
(1)「けずり氷」の現代版再現の販売 1杯500円(税込)
(2)規格外野菜を活用した「ベジ氷」の販売
・聖護院大根 1杯500円(税込)(税込)
・金時人参 1杯500円(税込)
※ご購入の方には、同校美術部特製「けずり氷」カード1枚をプレゼント
(3)本校生徒作成「嵐電に乗って歩いて知図知図ちずちずさんぽ」配布さんぽ」配布
「けずり氷」とは、氷室(ひむろ。夏場に氷が作れなかった時代に、冬の雪や氷を保存していた施設)に保管されていた氷を削ったもので、清少納言の「枕草子」40段に「あてなるもの(上品なもの)」の一つとして「けずり氷に甘葛(あまづら)入れてあたらしき鋺に入れたる(削った氷に甘葛をかけて、新しい金属製のお椀に入れたもの)」と記述されています。
清少納言の時代には、上流貴族しか口にできない大変貴重なものでした。
本イベントでは、同校のSDGs活動の一環として地元産規格外野菜で製造しているかき氷用シロップ を使用したかき氷「ベジ氷(こおり)」の販売や、嵐山駅周辺の平安文学関連スポットを高校生が歩いて探し、取材した内容を掲載したマップ「嵐電に乗って歩いて知図(ちず)さんぽ」も配布します。
同じイベントスペースでは、「めぐり逢ひて、紫式部展」も開催中。
平安文学と食を切り口にした、新たな嵐山観光をお楽しみいただける1週間です。