平成25年の台風18号や,翌年8月の豪雨により,大きな水災害を受けた嵐山地域は,地域の力と皆様の御支援でいち早く復興し,国内外から多くの来訪者で大いに賑わっています。
この度,これらの水災害を教訓とし,地域の防災意識を高めるとともに,安全で元気な嵐山をPRするため,水災害対応訓練を実施します。
◆訓練想定
(1)台風の接近に伴う豪雨により桂川が増水し,渡月橋付近では警戒水位を超え,なおも増水しているため,住民及び観光客等の避難が必要。
(2)桂川溢水のため,周辺の店舗地域等に浸水被害が発生しており,広報活動と並行し河川内に逃げ遅れている要救助者の救助活動が必要。
◆訓練内容
(情報伝達訓練)
広報車両を活用し,避難勧告等の情報を住民等へ伝達する。
(誘導訓練)
渡月橋北詰及び阪急嵐山駅から,中ノ島公園(訓練会場)までの誘導を実施する。
(救出訓練)
ヘリコプター等により,河川内に逃げ遅れている要救助者の救出訓練を実施する。
(式典)
嵐山保勝会会長挨拶,来賓挨拶,参加機関紹介,訓練講評
◆訓練参加機関
右京区役所,右京警察署,右京消防署,右京消防団,西部土木事務所,京都府建設交通部京都土木事務所,国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所,国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所桂川出張所,独立行政法人水資源機構関西・吉野川支社,独立行政法人水資源機構日吉ダム管理所,西京区役所,西京警察署,西京消防署,西京消防団,西京土木事務所
◆参加人数
約250名(嵯峨小学校4年生78名,嵐山東小学校4年生48名を含む。)