席亭力

年に二回、太秦の古心庵というカフェで小さな落語会を開催し、席亭(=興業主) をしています。お世話になっているお囃子かたのみなさんや、太秦にゆかりのある落語家さんをお呼びし、地域のみなさまに楽しんでいただく場になればと思い行っているのですが、毎回学ぶことが本当に多くあります。開催時期の選定や会場のレイアウト、演目の調整、進行の段取り、お年寄りのかたのための椅子、領収証やおつりの用意、会場の温度、収支のラインや会計処理、忘れもののチェック、備品を提供いただいたかたへの御礼など、欠かせないことがあってさまざまなイベントは滞りなく成り立っているのだなと思い直す、ホスピタリティの修行となるよい機会と毎回なっています。

 先日開催した春の落語会では40名近い方が来てくださり、大変盛り上がる落語会となりました。秋にも開催する予定ですので、落語と山田の座ぶとん運びをご覧に、ぜひお越しください!

 

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この記事を書いた人

山田 大地

1988年生まれ、立命館大学大学院社会学研究科修了。修士(社会学)。京北での産学民連携プロジェクトを経て、右京区まちづくりコンシェルジュ(〜2019)。立命館大学政策科学部非常勤講師(2016年〜2020)、大谷大学 地域連携アドバイザー(2019〜2021)。現在、京都市まちづくりアドバイザー。