こんにちは、にいにいです。
寒い日が続きますねー。暖かくなりたいですねー。
ということで「ウォームアップステージ」に参加してきましたよ。
はたしてウォームアップできたのか否か、その様子など報告します。
参加者募集のチラシには
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すべてはこの日から。
「右京にはこんな人たちがいたのか。」
参加者がお互いを知ることで、驚きとこれからの期待感に満ちあふれる日。
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と書かれていたウォームアップステージ。
「こんな人」ってどんな人?
「驚きとこれからの期待感に満ちあふれる」って、どんな1日になってしまうのか。
ドキドキしつつ会場に到着です。
クリスマスツリーを囲んで大きな円状に椅子が並べられています。
ツリーや植物が置かれていたり、区長がサービスするカフェコーナーがあったり、会議っぽくない和やかな雰囲気。
でも、いまだ若干の緊張を抱えつつ、41名の参加者でウォームアップステージスタートです。
まずはいきなり「チェック・イン」。
(ん? 何? 宿のフロントでするやつ?)
ちゃんと説明があって安心しました。
司会「宿にチェック・インするように、この会に参加するにあたり、今どんな気持ちなのかを共有しましょう」
ということで、4人一組に分かれ、「今感じること、気になること」を1人1分で順に話しました。
「どんな人とどんな話をできるのかワクワクしてます」(確かに! どんな人が来てるんだろう?)
「行けと言われて来ました。こういう会は初めてなので緊張しています」(うんうん、ドキドキしてるのは自分だけじゃない)
みなさん初対面でしたが、素直に今の自分の気持ちを出すだけなのでやりやすかったです。
少しホッとしましたね。ホット。あ、ウォームアップってこういうこと?(みなまで書くと逆に冷えるやん)
チェック・インの次は、ゴールイメージと今後の日程、本日の流れが説明されましたよ。
今日は「背景の共有」「10年後の右京区を語ろう」をするそうです。
大事なのは「聴く」「リラックス」「みんな対等」「やってみる」「楽しむ」の5つ。
よし、これならできそうな気がします。
と前向きになってきたところで、次は「準備運動」。
「話さず身振り手振りで互いの誕生日を確認し、誕生月日順に円になる」バースデーサークルと、「自分の心に耳を傾ける」「相手の話に心を傾ける」を二重の円に並んで内側外側のペアで交互に行うコンセントリックサークル。
わかります? 伝わってます? 言葉では分かりにくいかもしれませんが、実際にやってみたら少しずつ慣れて出来るようになってきて、楽しい時間でしたよ。普段何気なくしてるコミュニケーションを、しっかり自分の気持ちも相手の気持ちも意識して取り組むってこういうことかぁ、と感じました。
ちゃんと伝える。ちゃんと聴く。大事ですね。
大事なことを意識できたところで、いよいよ「背景共有」です。
共有するのは2つ。「なんでこんな会議をするの?」「これまでの右京ってどうだったっけ?」
「なんで?」について、円のまんなかに座った右京区役所職員さんが話してくれました。
河村さん
参加者募集チラシからどういう風にみなさんに意図が伝わるか不安だった。
ところが、申込書の「会議に期待すること」という設問に、
「今まで知らなかった方とつながりができたらいいな」
「ちょっとでも地域貢献になるようなことができればいいと思っている」
などと非常に夢のある前向きなことを書いていただいて、想いは通じたかなと感じている。
ミライ会議は始まったところ。何をもって成功かと言うのは難しいが、
笑顔で始まって笑顔で過ごして笑顔で終わることができれば、まずはひとつ成功と言えるのではないか。
石田さん
構想段階から約1年、今日これだけたくさんの人が集まってくれて、すごく感動している。
今日はまだ始まりなので、これからみなさんとどういう繋がりができて、どういうことが生まれるか、すごく楽しみ。
ミライ会議を企画したきっかけをお話したい。ここにいる人の中に、「右京かがやきプラン」という将来ビジョンを知っている方がどれだけいらっしゃるだろうか。ある日、区役所の倉庫で探し物をしていたとき、そのかがやきプランの冊子がたくさんたくさん積まれているのを見つけた。それだけ手に取られないまま倉庫に眠っているということ。これ見たときに、これじゃアカンとすごく思った。「どういうビジョンを描くか」ももちろん大事だが、区民一人ひとりに、「あなたはこの右京でどういう暮らしをしたい?」と問いかけること、そして想いを語り合う場をつくることが一番大事だと思った。
北川区長
現在、各区役所で基本計画をつくっているところ。将来どんなまちになっていたいか、それを実現するためには何をすればいいかというのが基本計画だが、せっかくの機会だから区民の皆さんと語り合える場をつくろうと思って、1年がかりで準備をし、今日を向かえた。
区役所がつくる計画なんて見てもおもしろくないと思われるかもしれないが、つくるプロセスに関わっていただいたら、多くの方に手にとってもらえるのではないか。
人口減少、少子高齢化など様々な危機があるが、一部の人だけが立ち向かうものではない。みんながちょっと行動を変えることで大きなうねりができるかもしれない。自分にできる範囲のことでいいので、実践することで世の中が変わっていくと思っている。この場を通じて右京がよい方向に向かうことを願っている。
ほほう、そういう想いや経緯があって、このかがやきミライ会議をしようと至ったんですね。
みなさんの熱い話を聞いたところで、しばし休憩です。
カフェコーナーには、お菓子やホットコーヒーもありました。(もぐもぐ、ごくごく)
休憩中に、会場中央へ巨大な年表が出現しました。
「2011年から現在までの右京を振り返ろう」ということで、自分の、身の回りの、地域の、社会の、様々な出来事を思い出しながら年表に貼っていきます。
「へぇ~、そんなことがあったんだ」「あ~、そうそう。あった、あった。」「それ、その年だったっけ? もう覚えてない。」
思い思いに書き込みながら、気づきや感想が飛び交っていました。広い右京区の10年という月日。様々なことがあったのですね。
(初めて知った出来事もいくつかありましたよ)
気づけばミライ会議スタートから2時間以上経っていました。
いよいよ本日のメインぽい「10年後の右京区を語ろう」の時間です。
再びのグループ作業。改めて「初めまして」の人もいますが、この段階では緊張がなくなり、きちんと話す・聴くも慣れていたので、スムーズに話ができました。
ここでは、田の字法といって、「現在・肯定(いいところ)」「現在・否定(悪いところ)」「未来・否定(こうなってほしくない)」「未来・肯定(こうなってほしい)」の4段階で、順に右京について思うことを付箋に書いて模造紙に貼るという作業を繰り返しました。
最終的に出てきたのは、様々な「こんな右京がいいなぁ」。他のテーブルの付箋も、「なるほど!」「へぇ、面白い!」と見て回ります。
さて、長い会議も残すところ30分くらい。
最後は「チェック・アウト」。
(あ、わかった。また今の気持ちを言うんやな!)
そう。「チェック・イン」同様、今自分が思っていることや感想などを順に発表します。チェック・インと違うのは、会議スタッフも含めて全員で。
「全然知り合いもいないので不安でしたが、いろんな人とお話できて楽しかったです。」
「あらためて右京の素晴らしさを知りました。大好きになりました。」
「右京に来てまだ間もなく、区民という意識はあまりなかったけど、今日で右京区民になれた気がしました。」
「課題に対して何とかしたい!と思っているのは自分だけじゃないということが分かって心強いです。」
などなど。一人30秒ずつしかなかったけど、一人ひとりの想いが語られ、会場全体があたたかい雰囲気に。
「主催者とお客さん」ではなく、「一緒にこの場をつくる仲間」の気分になれました。
4時間の会議は長いなぁ~と思っていましたが、終わってみればあっという間。会議をしたというよりは、ドキドキ緊張から解放されて、いろんな人とたくさん話せたなぁと暖かい気持ちになりました。(ウォームアップ!)
仁和寺では今日とは違うことをするそうで、しかも2日間。大丈夫かなぁ?と思いつつ、今日会えたみなさんとなら楽しく取り組めそうだし、1月のみなさんとの再会が、そして新たな参加者との出会いも楽しみです。
右京かがやきミライ会議第1回「ウォームアップステージ」概要
日時:2019年12月8日(日曜日)13時から17時
会場:サンサ右京 5階 大会議室
人数:41名
内容:
・チェック・イン
・ガイダンス
・準備運動(バースデー・サークル、コンセントリック・サークル)
・ストーリーテラー
・年表づくり
・右京を語る
・チェック・アウト