「わたし」や「わたしたち」のコトハジメ~9/19「まちを知るために自分を振り返る」~
第5回となった今回からは,前回までのように様々な分野でご活躍されている方をお招きしてその方の「コトハジメ」を聴いてみるというところから視点を変えて,「「わたし」や「わたしたち」のコトハジメ」と題し,一人ひとりが暮らしやまちの未来について思い描き,その実現にむけた「コトハジメ」について考えていきます。
今回は,「まちのことを知るためにまず自分のことを振り返る」をテーマに,参加者がライフラインチャート(自分史年表)を作成し,人生のなかでの出来事が現在の自分にどのような影響を与えたのか等を考えました。
当日はオンライン会議Zoomでの開催となりました。参加者は15名ほどでした。
まず,3人一組のグループに分かれて,各々が作成したライフラインチャートの発表や意見交換を行いました。次に,その発表や意見交換を踏まえたうえで,参加者それぞれが考えたことや感じたことなどを再度3人一組のグループを新たに組み直して,発表しました。
参加者からは,「参加した一人ひとりがその多様な人生経験を踏まえたうえで,人と人とのつながりや,社会とのつながりの重要性に言及している場面が多かったのが印象に残っている。」といった感想が聞かれました。
一人ひとりが思い描く暮らしやまちの未来の実現にあたって,他の人の考え方に触れるということは,自分の思い描く未来をより深めるためにとても大切なことだと思います。
今回はそれを体感できた素晴らしい時間になりました。(実習生 山本拓実)
第5回となった今回の「右京コトハジメテラス」は,これまでのお話を聞くという「受動的」なものから,自分の人生について考えてみるという「能動的」なものとなりました。
緊急事態宣言の延長により,オンライン会議Zoomでの開催でした。参加者は、約15人。
まずは,これまでの自分の人生を振り返る「ライフラインチャート(自分史年表)」の作成をしました。続けて3人グループに分かれて,お互いに発表・質問し合い,自分を客観視し,自分の核(大切にしてきたこと)を探しました。それが終わると,今度は,メンバーを変えて3人グループに分かれて,一回目での発表を踏まえて感じたことや考えたことを話し合いをしました。
最後に,全員が一言ずつ感想を話して終わりとなりました。
「人生を振り返り,共有することで新たな発見があった。」「様々な背景を持った方々のお話が聞けて,興味深かった。」などの感想がありました。参加者にとって,このコトハジメテラスが自分の人生を振り返るきっかけになるとともに,それを他人と共有し客観視する中で,新たな気づきを得られる良い経験になっていたと感じました。(実習生 大西正槻)