天皇が新たに即位するごとに、天照大神の御杖代(みつえしろ)として伊勢神宮に遣わされた斎王(未婚の内親王もしくは女王)のことを、斎宮(斎王)といいます。この歴史は、飛鳥時代の天武天皇の頃にはすでに確立されており、南北朝時代の後醍醐天皇の頃までおよそ660年間、64人の姫君が遣わされていたと言い伝えられています。
斎宮行列は、主催者である斎宮行事保存会、嵐山商店街、嵯峨商店街の皆様のご尽力により、斎宮として伊勢神宮に送られた故事を再現されたもので、今年は24回目となります。
周辺の交通整理には、嵯峨学区交通安全推進会の皆様が多数ご協力されており、まさしく地域あげての取組となっています。