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カレンダーがつなぐ右京の「笑顔」!〜右京カレンダーができるまで〜

2023年、右京で活動する方々を取材し撮影した写真でデザインされた、右京オリジナルカレンダーが誕生しました!カレンダーのテーマは「笑顔」。取材・デザインを手がけたのは、嵯峨美術大学・イラストレーション領域3年次生の舩岡海斗さんと、齋藤恵美さん。お二人に、カレンダーの制作の経緯を聞きました!

●右京区役所から「笑顔」をテーマにしたカレンダーの制作依頼を受けたときは、どんな気持ちでしたか?

齋藤さん:こうした依頼が初めてだったので「できるかな」と不安でしたが、右京の方々の「笑顔」がコンセプトと聞き、「楽しそう!」と思いました。

舩岡さん:打ち合わせをしながら一緒に作っていくのは初めてで、自分を試したい!と思いました。自分の作風とオーダーとの兼ね合いの模索はチャレンジングでした。

取材・制作をしてくれた齋藤恵美さん(左)・舩岡海斗さん(右)

生活に溶け込むカレンダーだからこそ

●お二人には、カレンダーの思い出はありますか?

舩岡さん:浪人した時、地元の友達が手作りで日めくりカレンダーを作ってくれたんです。1日1日メッセージが書いてあって、今でも大切にしています。

齋藤さん:家族が書いてあったりすると、「お父さん今日帰りが遅いんやな」っとわかるように、毎日の生活の情報を得るものだと思います。だからこそ、大切に作りたいと思いました。

 

右京の熱い思いに触れる取材

●右京で活動する方々の取材にも同行してくれましたが、印象的だったことは?

齋藤さん:いくつかの大学にお邪魔したのですが、とても素敵な活動ばかりでした。「同じ大学生がこういうことをしてるんだ!」と知りました。

舩岡さん:コロナ禍で交流の機会も持てなかったので、繋がりを持つことができ嬉しかったです!

●太秦での「刀剣座」の皆さんへの取材では、チャンバラ体験もしましたよね。どんな感想でしたか?

刀剣座の皆さんの決めポーズをパチリ!
実際にチャンバラの体験もさせていただきました!

齋藤さん:映画ゆかりの地で「時代劇やチャンバラを復活させたい」という熱い気持ちに触れました。体験は、剣が重たかったです(笑)

舩岡さん:好きなことをつきつめる皆さんの姿に、美大生と通じるものを感じました。「カレンダー制作を通じて盛り上げていきたい!」と思いました!

右京の笑顔が伝わるデザインに

●そうした取材を経てできたカレンダーですが、デザインのポイントは?

齋藤さん:トロッコに乗った人たちが、笑顔で未来に進んでいくイメージでデザインしたことです。取材先のみなさんが、トロッコの蒸気のモコモコからひょこっと出ていたらかわいいなと思い制作しました。

舩岡さん:右京らしさや右京区の一員であることを感じるようにしました。作業では、互いで得意なことを分担し、タッグを組んで制作する良さや大切さを学びました。

実際に出来上がったカレンダー。右京で活動するさまざまな方のいきいきとした様子が伝わります。

●実際にカレンダーができあがってどうでしたか?

齋藤さん:協力してデザインしたものができ、感慨深かったです!「楽しいカレンダーやね」と言ってもらえたのが嬉しいです。友達には「絶対これ齋藤が書いたイラストやん!」と言われました(笑)

舩岡さん:長い時間をかけ、取材に行っていろんな思いを聞き制作したので、出来上がって達成感を感じました。美大生として、クライアントからのオーダーと、取材で聞いた熱い思いをふまえ、自分達の表現をする体験ができたことがよかったです。

●カレンダーを受け取った方にメッセージをお願いします!

齋藤さん:もし可能ならば、2023年が終わっても残していただけたらありがたいです。取材先の熱い気持ちがいつまでも伝播していったらいいな、と思いますね。

舩岡さん:カレンダーを見た人が、「右京にはこういう活動があるんや」と知るきっかけになり、コラボなどにつながったら嬉しいですね!

●最後に、お2人が笑顔になるのはどんなとき?

齋藤さん:「ありがとう」と感謝を言葉で伝えられた時ですね。あとは、美味しいものを食べた時!(笑)コロナ禍でマスクしているからこそ、笑顔はとても嬉しくなります!

舩岡さん:力を注いだものが出来上がった瞬間です。美大生として作ったもので誰かに喜んでもらえたら、それがエネルギーになります!

取材を記念してパチリ!お二人の笑顔が光ります!

笑顔をつなげるカレンダーを制作してくれたお二人。ますますの活躍と素敵な笑顔を期待しています!

■カレンダーに関するお問い合わせは、

右京区役所・地域力推進室まで!

【TEL】075–354–6466

【メール】ukyo@city.kyoto.lg.jp


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