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行ってきました!ゴミくじプロジェクト(右京M-1受賞者レポート)

右京ファンクラブ」の「右京M-1(まちづくりワン)グランプリ」受賞者レポート記事第三弾です。

最優秀賞を受賞された『ゴミくじプロジェクト』さんにお話を伺いました。

デザインの力でゴミ減量!

『ゴミくじプロジェクト』を担うのは、嵯峨美術大学 芸術学部 デザイン学科 グラフィックデザイン領域のゼミ生たち。デザインの力で、地域や社会の未来につながる取り組みを…と模索する中で「まちのゴミ」に着目。2022年から活動をスタートした。

ゴミ箱に捨てられるごみとそうでないゴミの違いはなんだろう・・・?
右京区まちづくり支援制度の補助金を受け、地域と連携し、まずは観光地のごみの調査から開始。
2023年2月25日(土)、26日(日)に、ゴミを捨てるとおみくじがもらえる「ゴミくじ」を、嵐電嵐山駅で開催。おみくじも、そろいの法被もポスターも自分たちでデザインし、雰囲気を盛り上げた。結果、2000人以上の方が参加し、およそ10袋のゴミを回収することができた。
嵐山商店街のゴミ拾いにも何度も参加させてもらい、「ポイ捨てされるゴミ」のことも調査した。

飛ばされたものがゴミになる!?

月に1回のミーティングも継続して行い、さらに「ゴミ研究」を進めていく。
そんななかで、
「ポイ捨てされるゴミの中にドリンクのカップがない・・・でもカップのフタはある」
ということに気が付いた。
そもそも、意図的に「ポイ捨て」されたものではなく、風で飛ばされてゴミになってしまうものも多くあるのではないか。その一つが、ドリンクカップの「フタ」ではないか。
そうして、ゴミくじプロジェクトでは、飛ばないドリンクの蓋のデザインに取り組むことになった。

デザインの力で、右京の名を全国へ!

「環境問題に発展しにくいパッケージを開発して商品化し、名称の冠に右京とつけることによって右京の名を全国に広めたいです。具体的には、嵐山で集めたゴミの独自データを元に風で飛ばないドリンクホルダーを研究・開発。そして特許を取得し、商品化したいです!」その情熱で、みごと右京M1(まちづくりワン)グランプリ第一回大会最優秀賞を獲得!

ゴミくじプロジェクト代表 長尾さん

私は大阪に住んでいるのですが、京都や嵐山という名前は知っていたけれど、右京区という名前は嵯峨美術大学に進学した時に初めて知りました。ですから私たちは今回、観光地である右京区を今までに無い独自の路線で全国の知名度を高めたいと考えています。
M-1グランプリには、何回もリハーサルをして、プレゼンの話し方、画面の見せ方等などかなり準備をして挑みました。
もともと、ゴミの分類はしていましたが、道に落ちているゴミも気になるようになりました、よりゴミが身近になりました。なんとか、特許取得と商品化を実現し、ゴミくじプロジェクトを継続していきたいです。

ゴミくじプロジェクト

ゴミくじプロジェクトについて、詳しくはこちらをご覧下さい
https://www.kyoto-saga.ac.jp/news/54986


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