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京北の新たな特産品⁉

「本日、試作品の試食会をする予定です」

 

先日、食をテーマに活動する京都のインカレサークル YuPPenJoBs(ユッペンジョブズ) のSさんがこんなメールをくれました。

 

「こうしちゃおれん」とすぐさま車に乗り込んで向かった先は、右京区の京北細野町にある廃校。

 

ここには現在、樹々の会という団体が入って活動しており、平均年齢80歳以上の女性たちが、毎日エネルギッシュに励んでおられます。

 

数か月前、 ひょんなことから YuPPenJoBs の皆さんと知り合い、京北地域の素材を使った新たな特産品を開発したいと持ち掛けられました。

 

そこで、頭に浮かんだのは、樹々の会の「クロモジ」を使った商品。

 

あまりピンとこないかもしれませんが、高級和菓子についている平たい楊枝の素材、といえば「ああ、あれね!」とわかっていただけるとおもいます。

 

爽やかで、独特の香りがあることから、近年お茶などに加工したものが大人気のクロモジ。

特に、京北のクロモジは香りが良いことで全国的にも知られています。

 

 

「あの風味豊かなクロモジのパウダーなら、お菓子にも相性が良いはず!」

 

そう直感し、代表の一瀬さんにお話したところ、快く受け入れて下さいました。

 

そして、クロモジのパウダーが学生たちに託され、本日まで開発が進められてきたのです。

 

「どんなものができたのだろう?」と想像を膨らませながら廃校に到着すると、ちょうど樹々の会では収穫したばかりの新鮮な原木マイタケの仕分けをされているところでした。

 

 

 

学生たちも到着したばかりで、ちょうど試作品を取り出すところ。

 

出てきたのは、なんとフィナンシェ。クロモジ特有の深緑が良く出ていておいしそう。

 

さっそく全員分に切り分けて試食してみます。

 

まず最初に感じるのは、鼻に抜ける抹茶のような芳香とビターな味わい。

散りばめられたホワイトチョコレートも良いアクセントになっています。

 

皆さんにも好評でしたが、「もう少しクロモジの風味を強くした方が良い」とのご意見もあり、持ち帰ってパウダーの量を増やしてみるとのことでした。

 

それにしても、この短期間でこれだけの物を形にすることは本当にすばらしいと思います。意欲と行動力がなければ、決してできないことです。

 

一瀬さんも、その姿勢を絶賛し、「皆すばらしい能力があるのだから、恐れずにどんどん挑戦してほしい」と熱いメッセージを送られていました。

 

 

このフィナンシェの完成品は、21(金)~24日(月・振休)に開催される、第67回京都大学11月祭でお披露目される予定です。

 

皆さんも、皆の想いが詰まったこのフィナンシェを頬張って、京北の豊かな自然に想いを馳せてみませんか?

 

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