「右京ファンクラブ」の応援事業のレポート記事です。
委員推薦事業の「太秦ハロウィンコスプレパレード」を取材いたしました。
太秦ハロウィンコスプレパレード
「太秦ハロウィンコスプレパレード」は、「太秦の大映通り商店街でのハロウィン&コスプレ扮装パレード」と「帷子ノ辻駅ビルでのステージ」を合わせたイベントです。
主催者の思い
大映通り商店街のコロナ禍や高齢化などで衰退している現状で、「地域と共生した新しいおやこの文化を創出し、地元商店街や地域住民の活性と恒例行事につながれば」との思いだそうです。
商店街との関わり
パレードの会場である大映通り商店街の協力店舗で、パレードに参加した子どもへのお菓子の配布されていました。
参加者、主催者の感想
参加者(10歳)
疲れたけど、パレードで歩いたのが面白かった。
参加者(ステージ出演の親子)
パレードがすごく楽しかったです。子どもたちの「トリックオアトリート」の大きな声で元気が出ました。ステージ出演の方は、観客のみなさんからの拍手や「かわいい」の声が温かかったので、楽しく踊れました。振り付けした踊りを他のメンバーに踊ってもらえたところに幸せを感じた。嬉しかった。 一日遊べるし、子どもたちもお菓子もらえるのが楽しみだったのではないか?と思います。
スタッフ(コスプレイヤー)
(ステージ出演者として)温かく迎え入れてもらえて嬉しかったし、またあれば参加したいと思っています。子どもにも(コスプレしてるから)からかうとかではなく、素直に普通に接してもらえたのも嬉しい。
(運営に関わって)楽しく関わらせてもらえたし、小さいお子さんにも喜んでもらえたのが一番です。
京都府外から来たが、太秦はアットホームに感じました。
協力店
このイベントの子どもたちがパレードで商店街を賑やかしてくれて嬉しいし、子どもたちも可愛かった。
取材者の感想
協力店の人が(子どもたちはどこまで来てるかな~)と店から体を乗り出しながら到着を待つ様子や、子どもにお菓子わ渡す際の笑顔が印象的で、微笑ましかった。映画産業が華々しい頃には時代劇の扮装で役者が行き交っていた商店街で、ハロウィンやコスプレの扮装での練り歩きは、日常と非日常の同居している意味で、歴史の連なりも感じられた。太秦エリアの親子向けイベントであると同時に、ここあんに集う人が地域活性化や交流、自己実現など、主体的に行動しながら成長している人が育まれる取り組みな側面も見られ、いろいろな人がまちをより良くしていこうと動く気運をより高めることにつながると思えた。
規模はもう少し拡大してもいいのではと感じたが、取材者に確認すると、商店街での安全や運営体制的にも現状では適正規模とのこと。
概要
経緯
古心庵(ここあん)に集う人のイベントをしたいという話から始まり、コロナ禍を挟んで3回目とのこと。
規模
参加者は子ども21名、大人11名。スタッフ16名の計48名の規模。
商店街の協力店舗
全部で7店舗。
応援金5万円の使途
当日のパレードの誘導・交通整理のスタッフ人件費、広報物のデザイン・印刷費、会場費、ハロウィンコスプレのメイク用品、会場飾り付けグッズの備品購入、事務費。
ハロウィンの仮装を持っていない参加者でも楽しめるよう、アイマスクや頭や服の上に付ける装具、手に持つ物など、グッズを段ボール箱3箱くらい用意されていた。また、会場となる古心庵の壁面等の飾り付けのグッズも応援金で購入したとのこと。今回の応援で、今後の取り組みの安定的な継続が見通せるとのこと。
応援金とは別に参加費収入あり。
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