レコードから流れてくる懐かしい歌謡曲に、うっとりとする参加者の皆さん。
花園団地なかよし会では月に1回、レコード鑑賞をする日があります。
1960年代から80年代に流行った曲を中心に、邦楽、洋楽のシングルレコードの中からリクエストを3曲選ぶと、翌月の会で聴くことができます。
▲曲目リスト 歌手別、年代別で探せます
なかよし会代表の青嶋さんによると、令和2年に会の活動が始まり、団地の中のウォーキング、ラジオ体操、話し合いの会、ゲームなどを楽しんできたそうです。
2年半ほど前に団地居住者の藤井さんから、レコードをたくさん所有しているのでそれを楽しむ会ができないかとの相談があり、なかよし会の取り組みとして月1回のレコード鑑賞会が始まりました。
「高齢者施設などの歌の会は童謡が多いけれど、私たちが若いころに流行っていた歌を聴く会がしたかったんです。」と青嶋さん。ぴったりのお申し出だったようです。
藤井さんの所有するレコードは邦楽、洋楽合わせて、なんと3000枚。若いころから収集し、以前は東京の銀座でそれらのレコードを鑑賞できるバーを経営されていたそうです。
▲本日鑑賞するレコード
藤井さんはリクエストの曲を準備するとともに、曲が流行っていた当時の様子や曲が作られたエピソードなども調べて解説を作ります。鑑賞会当日は、それを藤井さんの奥様が読み上げ、そして曲を鑑賞します。
エピソードを聞いて当時の社会状況を思い出す中、曲が始まるといろいろな思い出が蘇ります。うっとりと聞きほれる参加者の皆さんの頭の中には、若いころの風景がうかんでいることでしょう。
▲曲の解説が記憶を呼び起こします
ちなみに取材の日にかけられた歌手やグループは、チェリッシュ、青江三奈、越路吹雪、紙ふうせん、忌野清志郎、ちあきなおみ、守屋浩、ジャズ・メッセンジャーズなど。1970年生まれの私は、80年代の曲がかかると、中学や高校生活のひとコマがリアルに思い出されました。
なかよし会の活動は、団地住民に限らず近隣の方も含めて「興味ある方はどうぞ」とのことです。レコード鑑賞会は第2金曜日13時半から15時半、場所は花園団地集会所だそうです。