第7回となった今回は,「未来と現実とのギャップを考える」をテーマに開催されました。
前回の右京コトハジメテラスでは,実現したいと思う未来をコラージュという技法を用いて,視覚的に表現することにチャレンジしました。
今回はそれを具体的に言語化したうえで,現実とのギャップを考えるということにチャレンジしました!
当日はグループディスカッション形式で進められました。
まず,コラージュで表現した実現したい未来を具体的に言語化(=他者に言葉で伝える)するところから始めたのですが,これはかなり難しいです。
というのも,コラージュのように視覚的な表現であれば,頭の中のイメージはぼんやりとしていても大丈夫なのですが,いざ言語化するとなると,そのぼんやりとしたイメージをはっきりとしたものにしていく必要があるからです。
次に,思い描いた実現したい未来と現実とのギャップについて考えました。
ここでは,単純にそのギャップについて考えるだけでなく,どうしたらそのギャップを埋められて,実現したい未来を迎えられるのかといった内容にまで踏み込んで考えていた方もいました。
もし,実現したい未来を思い描き,それを具体的に言語化して,さらにその未来と現実とのギャップまで考えるというこれまでのワークショップの内容を一人でやってみるとなると,それはとてつもなく大変なことだと思います。
そんな大変なことを,一つずつ仲間と一緒にすることで,そのハードルを下げられるのが,この右京コトハジメテラスのよいところだと改めて感じることができました!
参加された方からは,「ぼんやりとした未来がより具体的に考えられてよかった」「他の方の話が参考になった回。よい機会だった」などの感想がありました。
次回は「未来を実現するためのアクションを考える」をテーマに,12月19日(日)に開催予定です。興味のある方は気軽に参加してみてください!(山本)
第7回となった今回の「右京コトハジメテラス」は,「未来と現実とのギャップを考える」をテーマに,前回作成した実現したい未来の「コラージュ」を踏まえて,その未来像を整理し,他の参加者と共有し,客観視しました。
前回の振返りから始まり,3人1グループで,前回のコラージュをもとに未来像を語り,グループ内で深め合いました。そのあと,その未来を実現するためにはどうすればよいのかを個人で考え,再度共有しました。
「未来のことと言っても想像できない」。そのように感じられるかもしれません。しかし,様々な年代の方と質問などで深掘りする中で,分からないなりに少しずつ考えることができます。さらに,対話で深めていく中で,自分自身の新たな一面を発見することもあります。
また,未来を考えるうえで,統計などの情報があると,より具体的に,よりリアルに考えられます。
一方で,考える未来が遠すぎて,具体的に何をしたらよいか分からないとも思います。
次回の右京コトハジメテラスは「実現するアクションを考える」というテーマで開催されます。想像した未来と今をつなぐ第一歩について考えてみることで,未来に向けて少しずつでも行動できたらなと思います。(大西)