取材日:2023年5月24日
大谷大学社会学部コミニティデザイン学科、鈴木ゼミ所属の私たちは右京区の水尾を活性化させるための活動を行っています。
水尾プロジェクトでは、京都市右京区の水尾と呼ばれる地区に行って、水尾の活性化のお手伝いをしています。水尾は愛宕山の南麓にあり、自然が豊かです。水尾は、特に、ゆずの里として知られています。加えて、水尾ではゆずと並ぶ魅力的なモノとしてフジバカマを育てています。
右京区役所で京都市北部山間かがやき隊の鳥居亮太さんと水尾のことついて、お話ししました。鳥居さんはかがやき隊(地域おこし協力隊)の水尾、宕陰で活動をされています。かがやき隊は地域のPR、お祭りの支援、移住者支援などをされています。私たちは知名度を上げたいという立場から話を聞きました。まず水尾の現状として、若者や子どもが少ない、若者が集まる施設がないという点があるという話が出ました。
その後、私たちは、かがやき隊の鳥居さんに質問しました。
Q:水尾に初めて訪れた日と一年暮した今とで水尾の印象は変わりましたか?」
A.良い意味で水尾の印象は変わりました。
Q: ラジオで鳥居さんが何か若者と取り組みたいことがあるとおっしゃっていて、具体的に何を取り組みたいかお聞きしたいです。
A.ゆず畑を一緒に手伝ってくれる若者を呼び込みたい。ほかに、水尾のお米を復活させるための農作業を一緒にやりたいと考えています。定期的に来てくれる若者がいたらうれしいです。
Q:日頃、水尾を訪れる人はいますか?
A:水尾を訪れる人は少ないが、登山やツーリングの通り道としてくる人たちがいます。
Q:日頃の買い物はどうしていますか?また、水尾にきて生活習慣は変わりましたか?
A:街におりて買い物をする、野菜をもらえることがあります。食事は自炊することが多いです。生活習慣は変わらないが、変えたいと思っています。
かがやき隊の鳥居さんとのお話を通して水尾の現状を知りました。その中で、若者が少ないことが問題だと、改めて実感しました。そして、ゆず以外にお米が有名だったことを初めて知りました。お米を復活させるには長い時間が必要です。そこで私たち学生が、若者を呼び込むきっかけをつくりたいと思いました。
最後にかがやき隊の鳥居さんが作成しておられるかがやき新聞をもらいました。かがやき隊新聞は鳥居さんの活動地域である水尾や宕陰での活動やイベントについて書かれています。2か月に一回新聞を作成しておられます。