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広隆寺御火焚き祭・本尊聖徳太子像の御開扉について

毎年11月22日に開催される広隆寺の御火焚き祭・ご本尊聖徳太子33歳時等身大立像特別公開について、今年は昨年に引き続き非公開になりました。張り紙には「特別御開扉・本堂ご本尊 聖徳太子様御会扉」と記載されておりますがその下に(入堂はできません)と書かれております。ということは聖徳太子廟のある本堂上宮王院太子殿の扉は開かず、中に入れないということなのでしょう。結果入口の戸の格子の隙間から堂の一番奥にある廟に立つ「廣蘆染桐竹麟御袍御束帯」を着用した聖徳太子像を見てくださいということでしょう。実際には薄暗くほとんど見えません。残念なことです。
 私たち庶民が天皇の儀礼用第一衣装であり、即位の礼に着用される「廣蘆染桐竹麟御袍御束帯」を見るチャンスはこの日のみです。コロナ感染防止という理由で拝観中止になりましたがこのまま非公開が続くのではないかと危惧しております。是非再開されることを祈るばかりです。

聖徳太子33歳時のお姿といわれています。


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