~「五大明王」壁画 5年ぶり2度目の公開~
裏堂は「京の冬の旅」初公開
真言宗御室派総本山で世界遺産。
代々皇室から住職を迎えた門跡寺院で、特別公開される金堂(国宝)は、御所の紫宸殿を移築したもの。
荘厳な堂内の須弥壇には阿弥陀三尊像や四天王像などが安置されているが、今冬はその須弥壇の背面(裏堂)壁、いわばバックヤードに描かれた極彩色の「五大明王壁画」が5年ぶりに特別公開される。
2018年秋まで370年以上全く非公開とされてきた壁画で、不動明王を中心に金剛薬叉明王、降三世(ごうざんぜ)明王、軍荼利(ぐんだり)明王、大威徳明王の5躰の明王の姿が色鮮やかなまま残されている。